美容師のお仕事

こんばんは。


最初にお断りしておきますが、橘はフィアー・アピールは嫌いです。



この記事は書こうかどうか迷いました。

ですが、いつもいらしていただいているお客様には、本当に書きたいことがあると

必ずここにアップするからとしょっちゅうお伝えしています。


とても大切なことを書くので、最後まで読んで頂くと嬉しいです。


かなり前ですが、他店にて縮毛矯正されたお客様が何か様子がおかしいので見て欲しいと

ご来店されました。

本来店前に一度見て欲しいと少しカウンセリングさせていただいた時は

(毛先がチリつくけどこの上にパーマは可能か見て欲しい)

その一点のみでした。


その際に撮らせていただいた、根元近くの画像です。

私たち美容師の間では「根折れ」と呼んでいるこの事象は

最近なかなか見ることがない失敗例で

これを元の状態に戻すのは読み間違えると折れている部分が切れるなど、

かなりリスキーな施術となります。


ご本人は、月一回のヘアカラーと縮毛矯正、そしてこの先に毛先のデジタルパーマを目指して、

矯正をしてもらった以外の格安サロンでのカラーリングとホームカラーを3ヶ月ほど繰り返していらっしゃいました。


カラーリングの際は1度断られたとおっしゃっていました。


正直私も、いろんなお客様がいらっしゃることは少なくないので、ヒアリングと毛髪診断で

一見さんにもできる範囲でご希望にそう努力はさせていただきます。


もちろん出来ないことは出来ないとお断りすることもあります。


お断りしたカラー専門店のスタッフはおそらく結果うまくいかないと踏んでのことでしょう。


今回の「 根折れ」はひとまずクリア。。。

次回は前回他店で施術した、おそらくアルカリ矯正部分、毛先のカラーの沈みをクリアしますが、その先に待っているのはその部分にデジタルパーマ。


。。。最後は切る覚悟というお約束です。



美容師は、どれだけ施術時間がかかろうとも、結果うまくいかなければ

お代金は頂かないという覚悟でお客様の髪と向き合っています。


無数のメーカーのパーマ材・カラー材・その他諸々で処理された髪の診断は

お客様自身の記憶のヒアリング・触った指先の感覚を頼りにしています。


お客様が美容師に言いにくいことはあると思いますが、

どんな施術にも大きなヒントになりますので正直に言っていただくと嬉しいです。



最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。


では、また^^☆